【中国ミレニアム世代のいま!】 FCバルセロナx北京大学スポーツマネージメント学部設立

皆さん、ニーハオ!

本日は、まだ日本のメディアで出ていないHOTな情報をお届けします!

 

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更新が遅れて失礼しました!

最近の北京は、空気が悪くお日様も霞んで見えるか、空気が良いときは体感温度-10度で寒いので、(汚染がある場合は汚染に守られて暖かいんです笑)心が折れそうでした。笑

そう言い訳を言っていられず...皆さんにHOTな中国情報をお届けするために今日も頑張りますっ!

 

 

先週12月10日、なんと北京大学の光華管理学部とFCバルセロナが北京大学にスポーツマネージメント学部を設立しました!

 

FCバルセロナといえば、メッシやネイマールなどワールドトップクラスの(超イケメン)サッカー選手が所属するサッカーグラブチームですよね。最近、楽天が来年からメインスポンサーの座を4年間257億円で勝ち取ったことも多く取り上げられてますね。

 

北京大学の光華管理学部は、北京大の中でも難関と言われる経営学部で、MBAのプログラムもここで行っています。ちなみにこの学部は毎年、中国各省の高考(中国版大学入試センター試験)のトップ高校生をリクルーティングしに行っています。ライバル校である清華大学の経済管理学部とトップ高校生をガチで取り合いしてます。笑

 

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話を戻して...私もその設立記念イベントへ行ってきました!

FCバルセロナの執行社長と副主席のスペイン人が来校して、光華管理学部の学部長とFCバルサのシャツに「北大」(北京大学の略)と書かれたのを見てわーっと興奮。

 

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(メッシとネイマールもいつか北京大学に来てくれないかな...。)

 

 

さて、このバルサ北京大学スポーツマネージメント学部とはどんなことをするなんでしょう!

 

このスポーツマネージメント学部と通して、北京大学の学生がFCバルセロナへ行き、スポーツマネージメントについて研究出来る、なんとも夢みたいなプログラムです。

 

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FCバルセロナとしては、FCバルセロナ内のスポーツ科学研究部門が長年培ってきたイノベーションや収益モデルのノウハウを北京大学とシェアし、中国市場でも応用し、実現していくという戦略です。

 

中国側としては、近年中国政府が消費、サービス業に力を入れていることから、スポーツ業界への投資が盛んです。特にサッカーへの注目が集まっている中、FCバルセロナとの繋がりは国家経済発展の戦略の一つのはずです。

 

参考記事(中文):北大光华-巴萨体育管理中心正式成立

 

 

そんなFCバルセロナと北京大学のスポーツマネージメント学部の今後が楽しみ。

 

次回は、ホリデーシーズンなのでタイムリーな情報をお届けします!

お楽しみに^^

 

それでは皆さん、ザイジェン!

 

【中国ミレニアム世代のいま!】 若者は「どうやって」食べる?

ニーハオ!

皆さん、こんにちは。北京大学のAmiです!

「中国ミレニアム世代のいま!」先週に引き続き、今回も発信してまいります。今回のテーマは「食」。大学の食堂についてや今中国の若い人は「どうやって」食べているのか、に注目しました。*最後にご報告があります♡

 

お兄さん、ニーハオ!

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2016年11月29日(火)北京大学にて。

5:00pm:

授業が終わり、学生が満員電車から降りてくるサラリーマンのように教室から外に溢れかえる。

5:03pm:

満員電車から降りてきたサラリーマン(学生)たちが揃って目の前の食堂に流れ込んでいく。

5:04pm:

サラリーマン(学生)たちは椅子取りゲームかの様に食堂の席にダッシュ。荷物を置き、イス確保。

5:05pm:

サラリーマン(学生)たちは元旦セールスかの様に食をゲット。

5:06pm:

少し遅れをとった私は、椅子取りゲームと元旦セールスのカオスへ巻き込まれる。

 

 

と、こんな感じで、キャンパスのランチ時間、ディナー時間はカオスです。特に今、もう一つの食堂を工事中(また工事中笑)なので。何故ディナーをこんなに早く食べるのかというと、中国人の習性もあるけど、夜も授業がビッシリあるのでこの時間しかないから...。受験生みたい...。

 

という事で、今日は中国人の友達と人気のない食堂へ行って来ました笑。 法学部の男の子と日本語学科の女の子です!

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食堂1階。人気ないと言っても、2階の席はやはり椅子取りゲーム状態で、ゲームに負けた人は立って食べています。

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日本でも立ち食い蕎麦とかあるけど、ど真ん中で自分で器持って食べるのはやっぱりすごい笑 たくましいです。

 

今日は、麻婆茄子とお豆腐の炒め物。見た目は軍隊のご飯見たいですが...お幾らだと思いますか...?

 

なんと...

 

 

 

 

 

7.25元=118円!

 

北京大学の食堂が安い事は中国でも有名です。政府と関係が強い国立大学なので、食堂も政府から援助して頂いています。さすが。

 

 

 

こんなに椅子取りゲームと元旦セールでカオスになっている食堂へ毎日行くのはさすがに疲れます。 

さて、皆さんどうしているかというと、「デリバリー」です。そう、「外卖(ワァイマイ)」です。ワァイマイお兄さんが家の前まで「なんでも」届けてくれます。

ここでも中国の革命を感じます。 

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ワァイマイアプリは激戦で、どのアプリもより多くのユーザーを獲得しようと、新しいユーザーへのディスカウントをしていて、たまに半額になることも。でも使いすぎるとだんだんデリバリー費用を取られるようになります。←私。

多くのレストランは、複数のデリバリー会社と提携をしていて、アプリAを通して注文したら、アプリAの配達員がレストランまでご飯を取りに行って、私の家まで届けてくれます。

こちら2016年上半期のワァイマイアプリのランキングです。

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ちなみに私は、2位の美团(メイトゥアン)の大ファン。

ストリートフードから高級レストランまでなんでもあるので、いつも何食べるかを決めるのに30分くらい迷います...。もちろん支払いはオンラインで。Wechat Pay、Alipayどちらかで頼んだ時に支払います。基本的に頼んでから30分後くらいに届くのでご飯はホカホカ。

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食べ物だけじゃありません。お花も届けてくれます!ステキー!大切な人へプレゼントしてみては如何でしょうか?

 

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中国の学生も食堂は疲れたという事で、特に夜はデリバリーを頼んで食べています。

人件費がまだ安い中国だからこそ急成長できるデリバリー業。日本にも、と言いたいところですが、多数のレストランと提携し、短時間で届けるのにはかなりの人的リソースが必要です。

 

ということで、今回は、中国のいま!の「食」についてお届けしました。

 次回こそは、中国のシリコンバレー、北京・中関村の「創業街」をご紹介します^^

 

 

最後に皆様へご報告です!

10代-20代の視野を広げるメディア・Co-Mediaさんで「中国ミレニアム世代のいま!」を連載することになりました!

→ co-media [コメディア] | 10代・20代の視野が広がるメディア

これも皆様のおかげです。暖かく見守って下さり、ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします^^

連載開始したらまたご報告しますね!

 

ヅァイジェン!

 

 

中国ミレニアル世代の情報発信、始めました!

ニーハオ!

皆さんこんにちは。北京大学生のAmiです!

今日から定期的に、中国のミレニアム世代や中国のいま!について書いていきたいと思います。今、特にアントレプレナーシップや中国の起業事情がHOTなので、そちらも踏まえて発信していきます!

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北京といえば...

①大気汚染

北京の郊外、河北省に工場が集まっているため、中国の中でも北京が一番大気汚染の被害地。空気が悪い日はビタミンDを飲んで、体内の太陽チャージをしています。

②スタートアップ

世界のスタートアップハブ都市トップ10にも選ばれるほど、スタートアップがアツい。特に若い人の起業の機会が増えています。

③美食

美味しいものが多いです。北京ダック、ジャージャー麺、火鍋...。しばらく体重計乗らないと決めました笑 中華のみならず、世界の美食が集まっています。

 

 

北京大学といえば...

①メガネ率90%

北京大学生のメガネ率は90%にも及びます。(体感)そりゃ頭良さそうに見えますよね。日本の学生もコンタクトではなく、メガネをかけ始めたら、世界の大学ランキングが上がるかも?!

②常に工事中

いつもどこかしら工事中です。校内に新しいビルがどんどん建っていきます。夏休みから帰って来たら新しい建物が2~3個建っていて、迷いました笑

③国際色豊か

ここ数年、国際色がすごく豊かになりました。アジア、北米、ヨーロッパ、アフリカ含め海外から中国語を学びに来る学生が急増。特にアフリカから多く、政治の力を感じます。

 

今回は、そんな北京大学の「あの新しいHOTスペース」についてシェアしたいと思います!

 

今や起業国家へと成長したCHINA。中でもヤングジェネレーションの間での起業が話題です。私も学内や学校の近くのカフェにいると、投資家っぽい人に熱烈スピーチしている学生をたくさん見かけます。アツくて冬でもヒーターいらない笑

韓国の国際貿易研究所が行った青年起業意向調査によると、40.8%の中国大学生が起業したいとの意向を見せています。(ちなみに日本は3.8%...低い...)

http://www.mofcom.gov.cn/article/i/jyjl/j/201512/20151201200621.shtml

起業の理由は様々。夢がある人、お小遣い稼ぎのため、彼女にフラれやけくそになり起業する人笑...。こんなに起業がHOTになる理由には色々あると思いますが、背中押しとなっているKEYはやっぱり公共機関じゃないかなと。

私が通っている北京大学にも起業育成プログラムが整っています。最近ビックリしたのが、いつも使っている大きい教室の地下に「大学生グローバル起業センター」という新しいスペースがアッという間に出来て、まだ工事中だったけど、ドアが開いていたのでこっそり覗いて見ました!

ここがレクチャーなどをする場所。いいー!

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奥に韓国人学生が始めたカフェが出来るそう。中国コーヒー高いからコスパのいいコーヒーにしてほしい!イベントスペースやCo-Workingスペースにもなるそう。

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入り口はこんな感じ。北京大学卒業した有名な起業家やビジネス界で活躍されている方々の紹介が展示されています。ちなみに中国のGoogleと言われるBaiduやSinaの創業者も北京大学卒業。

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外見からの完成予想写真です。大きい建物は前からあったけど、中庭工事を1ヶ月程で仕上げたスピード!

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そんなこんなで歩き回っていると、工事のおじさんに、「まだ工事終わってないから!」と追い出されてしまいました笑

これを見るだけでも学校が起業にお金と労力を投資しているってわかりますよね!やること早くて大胆、そんな中国が大好き♡

次回は、中国のシリコンバレーと言われている北京・中関村の「創業街」を紹介したいと思います!

ヅァイジェン!

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