【中国ミレニアム世代のいま!】 若者は「どうやって」食べる?
ニーハオ!
皆さん、こんにちは。北京大学のAmiです!
「中国ミレニアム世代のいま!」先週に引き続き、今回も発信してまいります。今回のテーマは「食」。大学の食堂についてや今中国の若い人は「どうやって」食べているのか、に注目しました。*最後にご報告があります♡
お兄さん、ニーハオ!
2016年11月29日(火)北京大学にて。
5:00pm:
授業が終わり、学生が満員電車から降りてくるサラリーマンのように教室から外に溢れかえる。
5:03pm:
満員電車から降りてきたサラリーマン(学生)たちが揃って目の前の食堂に流れ込んでいく。
5:04pm:
サラリーマン(学生)たちは椅子取りゲームかの様に食堂の席にダッシュ。荷物を置き、イス確保。
5:05pm:
サラリーマン(学生)たちは元旦セールスかの様に食をゲット。
5:06pm:
少し遅れをとった私は、椅子取りゲームと元旦セールスのカオスへ巻き込まれる。
と、こんな感じで、キャンパスのランチ時間、ディナー時間はカオスです。特に今、もう一つの食堂を工事中(また工事中笑)なので。何故ディナーをこんなに早く食べるのかというと、中国人の習性もあるけど、夜も授業がビッシリあるのでこの時間しかないから...。受験生みたい...。
という事で、今日は中国人の友達と人気のない食堂へ行って来ました笑。 法学部の男の子と日本語学科の女の子です!
食堂1階。人気ないと言っても、2階の席はやはり椅子取りゲーム状態で、ゲームに負けた人は立って食べています。
日本でも立ち食い蕎麦とかあるけど、ど真ん中で自分で器持って食べるのはやっぱりすごい笑 たくましいです。
今日は、麻婆茄子とお豆腐の炒め物。見た目は軍隊のご飯見たいですが...お幾らだと思いますか...?
なんと...
7.25元=118円!
北京大学の食堂が安い事は中国でも有名です。政府と関係が強い国立大学なので、食堂も政府から援助して頂いています。さすが。
こんなに椅子取りゲームと元旦セールでカオスになっている食堂へ毎日行くのはさすがに疲れます。
さて、皆さんどうしているかというと、「デリバリー」です。そう、「外卖(ワァイマイ)」です。ワァイマイお兄さんが家の前まで「なんでも」届けてくれます。
ここでも中国の革命を感じます。
ワァイマイアプリは激戦で、どのアプリもより多くのユーザーを獲得しようと、新しいユーザーへのディスカウントをしていて、たまに半額になることも。でも使いすぎるとだんだんデリバリー費用を取られるようになります。←私。
多くのレストランは、複数のデリバリー会社と提携をしていて、アプリAを通して注文したら、アプリAの配達員がレストランまでご飯を取りに行って、私の家まで届けてくれます。
こちら2016年上半期のワァイマイアプリのランキングです。
ちなみに私は、2位の美团(メイトゥアン)の大ファン。
ストリートフードから高級レストランまでなんでもあるので、いつも何食べるかを決めるのに30分くらい迷います...。もちろん支払いはオンラインで。Wechat Pay、Alipayどちらかで頼んだ時に支払います。基本的に頼んでから30分後くらいに届くのでご飯はホカホカ。
食べ物だけじゃありません。お花も届けてくれます!ステキー!大切な人へプレゼントしてみては如何でしょうか?
中国の学生も食堂は疲れたという事で、特に夜はデリバリーを頼んで食べています。
人件費がまだ安い中国だからこそ急成長できるデリバリー業。日本にも、と言いたいところですが、多数のレストランと提携し、短時間で届けるのにはかなりの人的リソースが必要です。
ということで、今回は、中国のいま!の「食」についてお届けしました。
次回こそは、中国のシリコンバレー、北京・中関村の「創業街」をご紹介します^^
最後に皆様へご報告です!
10代-20代の視野を広げるメディア・Co-Mediaさんで「中国ミレニアム世代のいま!」を連載することになりました!
→ co-media [コメディア] | 10代・20代の視野が広がるメディア
これも皆様のおかげです。暖かく見守って下さり、ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします^^
連載開始したらまたご報告しますね!
ヅァイジェン!